白、赤、緑のコンセントがあり、普段はどれも商用電源から供給されている。
商用電源が絶たれると、
- 緑:バッテリから供給される。さらに自家発電が立ち上がり、バッテリに供給される。
- 赤:いったん供給されなくなるが、自家発電が立ち上がると、そこから供給される。
- 白:供給されない。
赤には、点滴のスピードを調整する機械などをつなぐとのことでした。
今までは、停電をことをあまり意識せず、ふんだんに使っていたそうです。カルテを
みるパソコンも今までは赤からとっていたが、必要最小限のものだけにし、それ以外は
白につなぐようにしたいとのこと。
実際に運用されているかどうかは別にして、病院では生命に関わる重要な機器があるので、
備えるよう考えられているということですね。
JIS T1022:2006 病院電気設備の安全基準
病院、診療所などに設ける電気設備のうち、医用接地方式、非常電源及び医用室の電源回路に対する安全基準について規定したもの
を調べてみました。
商用電源が停止したとき、電力供給を回復するまでの時間によって、3種類の非常電源が規定されています。
- 一般非常電源 40秒以内に回復 自家発電設備で10時間連続運転
- 特別非常電源 10秒以内に回復 自家発電設備で10時間連続運転
- 瞬時特別非常電源 0.5秒以内に回復 蓄電池で10分間連続、その間に自家発電に自動切替え
コンセントの色については、「外郭表面の色」として次のように規定されています。
商用電源 白
一般表電源 赤
特別非常電源 赤(特別非常電源であることを表示)
瞬時特別非常電源 赤(瞬時特別非常電源であることを表示) ただし、交流無停電電源装置から供給されるコンセントは、緑としてもよい。
ということで、NHKのニュースと合致します。
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